- リード文・書き出しってなにを書いたらいいの?
- 良いリード文・書き出しってどんなの?
- そもそもリード文・書き出しって重要なん?
と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私もブログを始めて間もない頃に悩んでいたので、気持ちがよくわかります(>_<)
- ブログで重要なのは、本文の内容やろ。
- でも、リード文(書き出し・導入)は必要らしい。
- とりあえず、書いとけばいいか!!!
と、やっつけ仕事をしてしまっていました。このように、リード文をテキトーに書いてしまっている人が意外と多いです。
しかし、実は、このリード文ってめちゃくちゃ重要なんです。
リード文が悪ければ、どれだけ本文がよくても読まれない可能性があります。一方、リード文がよければ、本文が大したことなくても読まれるのです。
この記事では、リード文が大切な理由、基本のテンプレート、よりよくするための5つのポイントについてお伝えします。最後まで読んでもらえれば、ただリード文が書けるようになるだけでなく、差別化したよりよいリード文を書けるようになるはずです。
ぜひ最後までご覧ください^^
ブログの書き出し(リード文)とは?
ブログの書き出し・リード文とは、記事の「一番最初に書かれる文章のかたまり」のことです。記事のタイトルやアイキャッチ画像と、目次または1つ目のH2見出しまでの間に表示されます。
実はこのリード文、めちゃくちゃ重要なんです。なぜなら、読み手はその記事を読むかどうかをリード文で判断しているからです。
リード文を読んで、
- なんかいい!
- 知りたい内容が書いてそう!
- この記事なら解決してくれるかも!
と思ってもらえたら、ファースト・ステージ突破です!本文を読み進めてもらうことができます^^
一方、リード文がイケてなくて、
- なんか違う….
と思われたら、ゲーム・オーバーです。スワイプされて、二度と記事に戻ってきてもらえることはないでしょう。
家に例えるとわかりやすいです。家の扉(タイトル)が良かったので期待してドアを開けたのに、エントランス(リード文)が微妙だったら、一気に「なんか違う感」が漂いませんか?そのまま家に入るより、違う家を見にいきたくなっちゃいますよね。これと同じことが、ブログ記事でも起こるのです。
読み進めるか、違う記事に行くか、この判断は一瞬です。その一瞬で「良い記事そう!」と感じさせなければいけません。よって、ブログの書き出しは手を抜くべきではないのです。
まずは、書き出し・リード文の基本を理解していきましょう!
書き出し・リード文の基本のカタチ
書き出し・リード文に入れるべき、基本の要素は3つあります。
- 読者が持っているであろう悩み
- 記事で悩みを解決できると言える理由
- 記事を読むことで得られる未来
です。
この3つが書かれていれば、最低限のリード文が完成します!
ここで試しに、朝寝坊が続き上司に怒られている新社会人に向けた「朝スッキリ起きるための記事」のリード文を考えてみましょう。
【1. 悩みを代弁する】「朝、起きれない」「遅刻続きで怒られている」「起きる気はあるのに」とお悩みではありませんか?
【2. この記事で解決できる理由を伝える】この記事では、元寝坊魔の私が実体験を通して効果があった方法をあますことなく解説しています。
【3. 記事を読むことで得られる未来を伝える】紹介している方法を実践すれば、朝が苦手な人もスッキリ目覚めることができます。
一例を挙げると、このような感じになります。
「リード文ってこういうものか!」とイメージが湧いたところで、読者の興味をより惹きつける魅力的なリード文の書き方を理解・習得していきましょう!
リード文に入れるとよい5つの要素
ここからは、より魅力的なリード文を書くためにプラスすると良い要素を5つご紹介します。
- 悩みへの共感
- 知られていない新事実(インサイト)
- 記事の結論・概要
- 記事を読まないデメリット
- 悩みを解決したその先の未来
これらを「すべて毎回リード文に入れないといけない」というわけではありません。想定している読者の人に響きそうなものを組み合わせていきます。
ここからは、それぞれの要素を詳しく見ていきましょう!
悩みへの共感
魅力的なリード文を作る1つ目のポイントは、読者の悩みに共感することです。なぜなら、人は他者に共感されると、理解を示してくれた人の話を聞こうとする傾向があるからです。
たとえば、仕事の悩みを相談したときに、
- それは辛いね。気持ちはめっちゃわかるよ。でも、会社で働く上でそういう状況に巻き込まれることはよくあるよ。だから、次からはこうしてみたら?
と言われるのと、
- 会社で働く上でそういう状況に巻き込まれることはよくあるよ。だから、次からはこうしてみたら?
と言われるのでは、
申し訳ないけど、相手に対する印象が変わっちゃいませんか?なんなら、アドバイスの受け取り方まで変わっちゃいそうじゃないですか?
相手の悩みに共感することで、「この人はわかってくれている!」「この人の言うことなら聞いてみたい」という思いを引き出すことができます。
冒頭で記事の読者の悩みを書いたら、その悩みへの共感も入れるとよいです。
知られていない新事実(インサイト)
魅力的なリード文を作る2つ目のポイントは、知られていない新事実(インサイト)を入れることです。人は生まれつき好奇心を持っています。知られていないことや新しいことにどうしても興味を抱いてしまうので、続きが気になってしまいます。
たとえば、
英語に敬語がないと思っていたら、大きな間違いです!実は、英語にも敬意を表す言い方があります。「コーヒーをください」と言いたいとき、「Please give me some coffee.」よりも「Give me some coffee, please.」と伝える方が丁寧なのです。「Please」を最初に言うか最後に言うかだけで、敬意の度合いが異なるのです。
と冒頭で知らなかった事実を突きつけられたら、「え!英語の敬語表現、ちょっと気になるかも!」と思ってしまいませんか?
このように、自分が知らない新事実に対して、人は興味を持ちやすいです。
知られていない事実・新しい発見・常識とは異なる内容をリード文に入れることで、読み手の興味を引きつけていきましょう!
記事の結論・概要
魅力的なリード文を作る3つ目のポイントは、記事の結論や概要を伝えることです。結論があまり知られていない内容のときや、結論の背景や具体的な方法が気になるときに有効です。
たとえば、朝スッキリ起きれない人に向けて解決策を伝える記事を書いているとします。
その場合、
朝スッキリ目覚めるために重要なのは、睡眠時間と睡眠の質です。この記事では、睡眠時間を増やし睡眠の質を高めるため必殺技をお伝えします。
のような内容をリード文に入れるとよいです。
たとえ結論がありきたりな内容だったとしても、「睡眠の時間と質が重要なことくらい知ってるよ!でも、具体的にどうすればいいかのか知りたい…」と思ってもらえれば、記事の内容を読み進めてもらえる可能性が出てきます。
逆に、記事の結論も内容もよく知られている場合は、冒頭ではあえて結論を書かないのもひとつのやり手です。リード文だけで「大したことない」と判断されてしまって、離脱の原因になるからです。
リード文で記事の全体像を伝えることで、詳細の内容への興味を掻き立てていきましょう!
記事を読まないデメリット
魅力的なリード文を作る4つ目のポイントは、記事を読まないデメリットを書くことです。人は得するよりも、損をしたくない・リスクを負いたくない気持ちの方が強いからです。
たとえば、あなたが「夏までに痩せたい!」と思ってダイエットについて調べているとします。
そんなとき、
この記事を読まなければ、きっとこれまで通り痩せてはリバウンドの繰り返しです。痩せたいという悩みを持ち続け、どんどん自信を失っていくことになります。
と記事をスルーしたときのデメリットが書かれていたら、「え!念のために読んでおこうかな…」と思ってしまいませんか?
このように、人は最悪のケースを避けたいという本能が備わっています。その本能をリード文で刺激することで、記事へと誘導していきます。
悩みを解決したその先の未来
魅力的なリード文を作る5つ目のポイントは、悩みを解決したその先の理想的な未来を想像させることです。悩んでいる人は、理想を生きれていないこと、理想と現実とのギャップに悩んでいるからです。
たとえば、リード文の最後に、
この記事を最後まで読めば、Webマーケティングで月100万円稼ぐまでにやるべきことがわかります。月100万円、年1200万円稼げるようになれば、自立して生きることも、自分が与えてもらえなかった機会を子どもには与えてあげることもできます。きっと、自分も家族も自由で幸せな生活に近づくはずです。
のように、稼ぐ方法や稼いだ先の理想の未来が書かれていたら気になってしまう人も多いはずです。
興味を引くことさえできれば、本文を読んでもらえる可能性はグッと上がります。読み手が記事を読めば悩みが解決して、理想の未来を実現できると希望を持てるような要素をリード文に入れていきましょう!
まとめ|実践あるのみ٩( ‘ω’ )و
ここまで、
- リード文(書き出し)とはなにか?
- 基本のカタチはどんなものか?
- 魅力的にする5つのポイント
についてお伝えしてきました。
リード文(書き出し)において重要なことは、
- いかに読み手の興味をそそることができるか
- 悩みを解決してくれそうだと思ってもらえるか
です。
そのために、
- 悩みを列挙する
- 悩みに共感する
- 知られていない新事実を共有する
- 悩みが解決できると伝える
- 記事の結論や概要を書く
- 記事を読むと得られる未来を伝える
- 悩みが解決した先の理想の未来を描く
ことがポイントになってきます。
これらを組み合わせながら、興味を引くリード文を作っていきましょう!きっと、本文を読んでもらうことや検索順位をあげることに繋がるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました^^