はじめまして!ユイカと申します^^
この春からWebマーケティングの勉強を始め、フルタイムの仕事と勉強の両立に奮闘しています。
この記事を読んでくださっている方の中には、目標に向かって新たな挑戦を始めたものの、頑張りたいのに頑張れないと悩んでいる人もいらっしゃるのではないでしょうか。
なりたい姿や達成したゴールがあるにも関わらず、それに向かって思うように行動できていないと、自分のことが嫌になったり、自信を失ったり、イライラしちゃったりしますよね。
かく言う私も頑張れない時期がありましたが、今は気持ちを新たに日々小さな工夫をしながら大奮闘中です!
この記事では、頑張りたいのに頑張れない自分を超えていくために年収億越えの恩師が教えてくれた秘密と、私自身が経験から得た学びを共有したいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください♩
Step1. 頑張りたいのに頑張れない「仕組みを知る」
「頑張りたいのに頑張れない」という状況を乗り越えるためのファーストステップは、頑張りたいのに頑張れない時に自分に起こっていることを知ることです。
理性・モチベーション vs. 本能・ホメオスタシス
私たちの人間らしさよりもサルらしさが勝ってしまった時に、私たちは頑張りたくても頑張ることができません。
目標など何かに向かって変化を伴ってでも前進しようとする理性(モチベーション)よりも、
生存するためにあらゆる変化をためらい現状を維持しようとする本能(ホメオスタシス)が強い状態になってしまった結果、
頑張りたいという意志に反し、頑張ることができなくなります。
そもそも、ホメオスタシスとは生存するために生まれつき備わっている身体を一定の状態に維持してくれる機能です。
外側から様々な刺激があったとしても、刺激に対して反応し、状態が変わらないようする働きをしています。
身体的な例としては、体温の維持が挙げられます。夏と冬で外の気温は大きく異なりますが、私たちの体温は36度前後で変わらず一定に保たれています。
これと同じような働きが、心理的にも起こります。その一例が「頑張りたいのに、頑張れない」という現象です。
これまで頑張っていなかったけど、これまでの生き方から何かを変えて頑張ろうとした
↓
そんな新たな変化に対してホメオスタシスは、これまでの心地良い状態を変えず一定を保とうと働く
↓
ごく自然な流れで、これまでの楽な行動や生き方に戻ってしまいやすい状態ができあがる
↓
ここで理性が本能に負けてしまった結果、頑張りたいのに頑張れない状態に陥ってしまう
決してダメな人間だから「頑張りたいのに頑張れない」のではなく、生存本能であるホメオスタシスという現状維持装置が自動で作動し続けているに過ぎません。
これが、私たちが頑張りたいのに頑張れないという状態が引き起こされてしまうメカニズムです。
Step2. 頑張った先で「到達したい目標を再認識する」
頑張りたいのに頑張れない理由がわかったところで、
次に私たちがするべきことは、頑張った先で到達したい目標を再認識し、リマインドし続け、頑張るモチベーション・理性を高めることです。
そうすることで、「頑張らない」を維持しようとする心理的ホメオスタシス・本能に対抗していきます。
なぜなら、
- 頑張るが存在しない生活を送ってきた
- 気持ちを新たに頑張る
- ホメオスタシス(現状維持機能)が発動する
- 頑張らない(本能) vs. 頑張る(理性)で揺れる ☜ここが勝負
- 頑張る(理性)が負けて頑張れなくなる
という自然な流れと負のループを変えていくために、頑張らない vs. 頑張るの戦いを制する必要があるからです。
本当に達成したい目標を掲げ直す
まずは、勉強など新たに挑戦に踏み出すきっかけとなった自分の目標を本当に実現したい・これが叶ったら嬉しいなというものにブラッシュアップしていきます。
頑張りたいのに頑張れないと落ち込んでいる気持ちを前向きにしてくれるだけでなく、初めて挑戦を始めた時以上のやる気が再燃してくるからです。
例えば、私がWebマーケティングを勉強始めた頃に掲げた目標は、
- 1年後に副業で月30万円
- 2年後に副業で月50万円
でした。
ホメオスタシスに負けてしまい頑張れなかった時期を経て、
- 1年後に副業で月30万円
- 本業と合わせて目標手取り月45万円
↓
- 1年半後、副業で月収50万円
- 年収480万円レベルの稼ぎを得られるようになって、独立・退職
- 個人事業主登録
↓
- 2年後にクライアントワークで月100万
- 年収1,000万レベルの稼ぎを得られるようになる
- 法人登記
↓
- 3年後に年収2,000万レベルの稼ぎを得られるようになる
↓
- 4年目は、オリジナルコンテンツの制作に注力する
- 年収3,000万への道を駆け上がる
へと目標を掲げ直しました。
そもそも実現可能なのか、このスケジュール感で大丈夫なのか等、ツッコミどころはおそらく多々ありますが、
私自身ホメオスタシスに負けてしまい頑張れなかった時期に比べ、とにかくやる気が湧いてきて、勉強が進むと目標に近づけている気がして嬉しくなるので、一旦良しとしています。
ただ直近の目標だけはある「1年後に副業で月30万円、本業と合わせて目標手取り月45万円」は、私が現在通っているWebマーケティングスクールの恩師に実現可能かを確認し、お墨付きをいただいています。
直近の目標に対して「無理かもしれない」と思うと、ホメオスタシスが発動した時に本能に屈してしまう言い訳にもなりかねないので、信頼できる先人やロールモデル・ロードマップを探し、実現可能性を確認したり、アドバイスを仰ぐと良いと思います。
あとは、直近の目標にコミットし、そのために必要な行動を取るように注力するのみです。
このように、本当に達成したい・達成できたら嬉しい目標を掲げることで、自分が心からワクワクしてしまい、頑張ることへのやる気が溢れ出てくると思います。
まずは、現状を維持する心地よさやラクさ以上に、魅力的な目標を掲げていきましょう!
目標を日常的に思い出す仕組みを作る
頑張るモチベーション・理性を高め、頑張らない vs. 頑張るの戦いを制するために、魅力的な目標を掲げた後に忘れてはいけないことがあります。
その目標を覚えておくということです。
せっかく立てた本当に達成したい目標を忘れるやつなんていないだろうと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、人はとても忘れやすい生き物です。
ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスによって提唱された忘却曲線によると、人は物事を覚えた瞬間から忘れ始め、
- 20分後には42%を忘れる
- 1時間後には60%を忘れる
- 翌日には74%を忘れ、26%しか記憶していない
とされています。
そこで、モチベーションを維持するためには目標を定期的に思い出すことが必要不可欠となります。
目標を定期的に思い出そうと決意しても、それ自体を忘れていってしまうので、記憶に頼らず目標を定期的にリマインドする仕組みを作っていきましょう!
例えば、
- 1日の中で「繰り返す行動」をする際に目標に触れるようにする
e.g. スマホやPCの壁紙を目標と関連づいたもので設定しておく
食後にコーヒーを飲むタイミングで目標を見直す
- 1日の行動の中で「繰り返し使う場所」に目標を貼っておく
e.g. 朝晩使う洗面台に目標を書いた紙を貼っておく
生活の中で繰り返す行動や使用する場所を活用し、目標を忘れずモチベーションを維持し続ける仕組みを作ることで、頑張らない vs. 頑張るの戦いを制し、ホメオスタシスに打ち勝っていきましょう!
Step3. 頑張れないを「今越えるべき緊急性を知る」
頑張りたいのに頑張れない理由を理解し、モチベーションを高めたところで、
次に私たちが取り組むべきサードステップは、頑張りたいのに頑張れないという状態を今すぐ乗り越えるべき緊急性を知ることです。
ここでは、社会人の世界的な学習水準を知ることで、現状を維持しようとする心理的なホメオスタシスを弱めていきたいと思います。
世界は頑張れない日本人を待ってはくれない
私たちが今すぐ頑張れるようにならなければいけない理由は、世界は頑張れない日本人を待ってはくれないからです。
現在、アメリカ・中国に次ぐ世界第3位のGDP(国内総生産)がある日本ですが、1億2,000万人という世界11位の人口の多さに支えられており、実は1人あたりのGDPは低く労働生産性が課題となっています。
それに加えて、1人あたりのGDP成長率もゼロ成長と言われる成長しない横ばい状況が数十年続いており、主要先進国にも着々と差をつけられています。
参考:https://ogawa-tech.jp/2021/12/18/imaginary-growth/
そんな中行われたパーソル総合研究所のグローバル就業実態・成長意識調査(2022年)によると、
自分の成長を目的に勤務外で学習や自己啓発を何も行っていないの社会人の割合は
- 日本:52.6%
- アメリカ:15.7%
- イギリス:24.1%
- ドイツ:21.2%
- フランス:22.6%
- 中国:20.6%
- インド:3.2%
で、日本の社会人は世界的に見ても飛び抜けて学習していないことが明らかにされました。
私はこの結果を見て、学生時代にアメリカへ語学留学した時に感じたことがありありと思い出されました。
日本では大学生が勉学に励むと「意識高い系」と揶揄されますが、
アメリカの大学では多くの学生が放課後も当たり前のようにカフェや図書館で勉強しており、テスト期間でもないのに深夜も週末も学ぶ学生たちの姿がありました。
日本では「留学がしたい!」と夢に心を躍らせていた私も、
いざアメリカで学び始めると、学生たちの学習姿勢に圧倒され「少しでも長くアメリカで学べるようにしないと!」と強い焦りと不安を感じるようになりました。
私たちが頑張りたいのに頑張れないと立ち止まっている今この瞬間にも、
- 世界にはハングリーに学ぶ人たちが多くいること
- 世界は学ばず生産性の低い日本を置き去りにしていること
を心に刻む必要があります。
これらの事実を鑑みれば、私たちがうかうか・ウジウジしていられる余裕は、一秒たりとも残されていないのかもしれません。
Step.4 毎日意識的に「1%の新しい試み・改善行動をとる」
Step1. 頑張りたいのに頑張れない仕組みを知り、解決すべき点を明らかにし、
Step2. 頑張った先で到達したい目標を再認識し、前進しようとするモチベーション・理性を高め、
Step3. 頑張れないを今越えるべき緊急性を知り、現状を維持しようとするホメオスタシス・本能を弱めたところで、
次にやるべきことは、
Step4. 毎日1%、意識的に新しい試み・改善行動をとる
です。
なぜなら、たった1%でも良いから変化をし続けられると、1年後に大きく成長することが可能だからです。
多くの人が1%の変化を軽んじ、大きく急激な変化しか認められずにいますが、1%の変化とは、実はすごく大きな変化なのです。
例えば、人間とチンパンジーは先祖こそ共通しているものの、姿形や能力は明らかに異なっています。これらの違いを生んでいるのは、たった1.23%の遺伝子情報の差異です。
頑張りたいけど頑張れない時、そんな状態・状況をたった1%だけでいいから変えるために、今の自分にできることはないかを問いかけ、実行するかどうかが目標を達成できるかどうかの大きな分かれ目です。
ポイントは、目の前の感情ややる気でなく、成し遂げたい目標を思い出して淡々とやることです。
そして、もし1日の終わりにその日の行動を振り返る余力があれば、
目標を達成するために明日1%だけ改善できそうなことはないかを考え、ぜひ翌日に改善し、毎日1%の成長を目指してみてください。
きっと1年後、頑張りたいけど頑張れない自分とは明らかに異なる「成長した自分」に出会えるはずです。
Step5. 新しい試み・改善、その変化・成長を「褒める」
最後に、たった1%でも新しい挑戦や改善行動を実行した自分を認め、褒め、脳に報酬を与えていきましょう。
なぜなら、たった1%でも目標に向かう行動をとった時に、自分が報酬と感じることを得られると、人はその報酬を得ようと自発的にその行動を増やすからです。
心理学者スキナーによると、生物に報酬や罰を与えると、動物は行動を自発的に増やしたり、減らしたり変化させるそうです。
頑張りたくない(本能) vs. 頑張りたい(理性)で揺れる中、たった1%でも頑張ることができたのであれば、それは明らかな変化であり成長です。
新しい試みや改善など変化を起こすことができた自分に、
- 自画自賛する
- 目標に向かう妨げにならない好きな行動をとる
e.g. ジムに行って身体と体力作りをする
サウナに行って自律神経を整える
漫画ベイビーステップを読む
などの報酬を与え、変化・成長をより加速させていきましょう!
まとめ
ここまででご紹介した
- 頑張りたいのに頑張れない仕組みを知る
- 頑張った先で到達したい目標を再認識する
- 頑張れないを今越えるべき緊急性を知る
- 毎日意識的に1%の新しい試み・改善行動をとる
- 新しい試み・改善、その変化・成長を褒める
この5ステップで、私たちは頑張りたいのに頑張れないを乗り越えることが可能です!
仕組みを知り、本当に達成したい目標を掲げ、今頑張るべき緊急性を感じれば、
あとは頑張りたくないという目の前の感情に注目するのではなく、成し遂げたい目標を思い出し、それに必要な行動を1%頑張るだけです。
多くの人がその1%の努力に屈し、現状に甘んじ理想の自分や人生を諦めてしまっています。
1%の試み・改善を継続することができれば、それだけでもうすごいことなのです。
そして、1%の変化・成長を生み出し続けた先には、
今は敵に感じてしまうホメオスタシスが、新しいことに挑戦する・頑張ることを維持するようになり、私たちの挑戦と努力を強く後押ししてくれるようになります。
その境地を目指して、毎日の1%の挑戦・努力から一緒に頑張っていきましょう♩
目標達成を心から応援しています!
私も頑張ります!