はじめまして!ユイカと申します^^
日本トップクラスのWebマーケターのもとで、独立を目指して勉強しています!
この記事を読んでくださっている方の中には、
- YouTubeが伸びない
- 動画を投稿しても見られない
と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論から言うと、YouTubeを伸ばすをためには、
YouTubeが動画をどのように評しているか
を知ることが欠かせません。
YouTubeのアルゴリズムは、
- 動画がどれくらいクリックされているか
- 動画がどれくらい長く見られているか
- 長く見る人はどれくらいの割合か
- 見終わった後になにか反応があったか
- 他の動画も見てもらえているか
これら5つのポイントで動画を評価しています。
この評価の点数が高ければ、YouTubeのアルゴリズムによっておすすめされるようになり、多くの人に見てもらえることができるようになるという仕組みです。
この記事では、
- 動画がどれくらい見られているか
- 長く見る人はどれくらいの割合か
の2つの評価点に関わってくる「動画冒頭での興味づけ」に使えるPASTORフォーミュラについて解説します。
PASTORフォーミュラは、起業1年で月商3.6億円という圧倒的な成果を出している「ビジネス系YouTuber:おさるさん」の動画でも使われています。
まずはPASTORフォーミュラを理解し、視聴者の興味を引ける動画の冒頭に応用してみてください!
PASTORフォーミュラとは?
PASTOR(パスター)フォーミュラとは、商品・サービスを売り込むためのコピーライティングの型です。
そもそもコピーライティングとは、言葉で人の心を動かし行動させるライティング術です。主に広告の文章を書くときに用いられています。
QUEST(クエスト)フォーミュラやPASONA(パソナ)の法則などいくつかの種類がありますが、PASTORフォーミュラもそのうちの1つです。
アメリカの著名なコピーライター:レイ・エドワーズによって提唱された「説得力の高い」ライティング技術になります。
- P|Peron(人), Problem(悩み), Pain(痛み)
- A|Amplify(拡大), Aspirations(憧れ)
- S|Story(物語), Solution(解決策)
- T |Transformation(変化), Testimony(証拠)
- O|Offer(オファー)
- R|Response(行動)
それぞれの要素を上から順番に伝えることで、人の考え方や行動を変えていくことができるのです。
- 商品・サービスを売ること
- 興味を引き話を聞いてもらうこと
などが可能となります。
ここからは、P・A・S・T・O・R、それぞれのパートでなにを伝えるべきかを確認していきましょう!
P|ターゲット・困りごと・苦痛
PASTORフォーミュラで伝えるためには、まず、
- Person(ターゲット)
- Problem(悩み)
- Pain(痛み)
について想像を巡らせていきます。
ターゲットが困っていることと感じている痛みを、相手になり切って考えることが重要です。
それぞれの要素を書き出したら、ターゲットの置かれている状況を、普段からターゲットが使っていそうな言葉でありありと描写していきます。
なぜなら、人は「自分のことをわかってくれている」と感じると心惹かれやすいからです。
たとえば、
もし、「素敵な人たちとやりがいのある仕事をして生きていきたい」と願っているにも関わらず、それとは程遠い現実を辛く感じてませんか?
会社に馴染めず、仕事内容も単調で、とにかく今の会社を辞めたい。かと言って、スキルも実績もお金もない。「今の仕事を続けるしかないんだ…」と途方に暮れているのであれば、あなたはこの続きを読むべきです。
のようなセールスの始め方が考えられます。
このように、まずは「ターゲット」の「悩み」と「痛み」に共感し寄り添うことから始めましょう。
A|強調・憧れ
次は、ターゲットが抱えている問題を放置した場合を「強調」し、問題が解決できた「憧れ」の状態を伝えていきます。
問題と痛みを強調しあえて傷口をえぐることで、目を覚ましてもらうのです。
もしかしたら、恐怖心をあおり脅しているように感じる人もいるかもしれませんが、そうではありません。
問題が引き起こす「最悪の事態から救い出す」のです。
そして、ターゲットが「理想とする状態」を思い出してもらい、問題を乗り越えるために行動するモチベーションを高めていきます。
先ほどの例だと、
厳しいようですが、ぐるぐる悩み悲しんでいては何も変わりません。むしろ、状況は悪化するばかりです。
もしかしたら、「人生そんなもんだ」と諦める人もいるでしょう。しかし、数年後、諦めなかった人が理想の人生を叶えている姿を見て後悔し、絶望するのです。
本当はまだ夢を諦めたくないのではないですか?理想の人生を叶えたいのではないですか?
こんな感じになるでしょうか^^
このように、「問題に向き合わなかった場合の望まない未来」と「問題を乗り越えた先にある理想の未来」の両方をターゲットに思い描いてもらいましょう!
S|ストーリー・解決策
ターゲットが抱える問題と痛みに寄り添い、問題を放置した未来と叶えたい理想の未来の両方を強調したら、
問題を解決する「過程」を「ストーリー」で伝えていきます。
- 自分自身が問題を解決したストーリー
- 顧客が自分の支援で問題を解決したストーリー
のどちらかでも大丈夫です。
ここで重要なことは嘘ではなく、本当の体験談を書いていくことです。
たとえば、
私もかつて、「現職を辞めたい」と思いながら、実力のなさが原因で辞められない社会人の一人でした。だから、あなたの気持ちがとてもよくわかります。
しかし、私はある出会いをきっかけに、その辛い現実から抜け出すことができました。ぜひあなたにも知ってもらい、現状から抜け出してほしいのです。
といった具合です。
問題を解決する「前」と解決した「後」の両方を伝えて、印象に残していきましょう。
T|画期的な変化と推薦
問題解決のストーリーを共有したら、
次は、商品・サービスによってどのような「画期的な変化」があったかを伝えます。
顧客が気になるのは商品・サービスではなく、それらによってもたらされる「変化」だからです。
とは言え、その画期的な変化は自分ひとりの体験談だけでは足りません。
他の人にも起こりうるということを証明するために、「第三者の体験談」や「推薦コメント」を共有する必要があります。
たとえば、
その出会いによって、人生が変わったのは私だけではありません。私の周りにいる友人も人生を変え、望む未来を手にしているのです。あなたの人生も間違いなく好転するはずです。
このように、
- 自分の理想が叶った
- 自分以外の人も理想が叶っていること
- あなたも理想が叶うこと
この3つを証明できるような情報を伝えることができれば、ターゲットはあなたの商品・サービスに魅力を感じずにはいられなくなります。
O|オファー
ここからようやく、具体的な「商品・サービス」の案内を始めます。
- 商品・サービスの紹介:20%
- もたらされる画期的な変化:80%
になるように構成するのがベストです。
商品・サービスの紹介には、「商品の内容」「得られるベネフィット」「価格」「特典」が含まれます。
そして、その結果どのような「変化」「未来」が得られるのかを盛り込み、ターゲットに繰り返し念押ししていきます。
これまでの例の続きを考えると、
私の友人や私の人生を変えたのは、「Key Quest Web Marketing School」との出会いです。
653,400円(税込)で、ライティング・SEO・YouTube・TikTok・Instagramのすべてを身につけることができます。
しかも、頑張り次第で、スクール卒業後に業務委託でプロジェクトに参加するチャンスまで用意されています。
今の給与以上に稼ぐこと、在宅で働くこと、家族との時間を大切にすること、好きな場所で働くこと、あなたの理想を叶える環境がそこにはあります。
間違いなく「素敵な人たちとやりがいのある仕事をして生きていきたい」というあなたの願いは叶いやすくなるでしょう。
といった感じになります。
単なる商品・サービス紹介で終わらず、それらによってどんな変化・未来が得られるのかに焦点を当てていきましょう。
R|行動
そして、最後に「行動」を促していきます。
商品・サービスを買ってくださいとお願いするのです。
ここでポイントになるのは、とってもらいたい行動を具体的に伝えることです。そして、強気な表現をためらわないことです。
本当にあなたのオファー(商品・サービス)が、ターゲットの悩みを解決し理想を叶えることができるのであれば、本気で伝える方が相手のためになります。
最後の例は、PASTORフォーミュラの提唱者であるレイ・エドワーズ氏がよく書いているというコピー(日本語訳)を引用したいと思います。(引用元:セールスライティング 「超」実践ガイドブック)
いよいよ決断の時です。
今後も、あなたにとって抵抗の少ない道、つまりこれまで歩んできた道をそのまま進むこともできます。一方、これまで一度も歩んだことのない道を選ぶこともできます。抵抗の少ない道を進めば、おそらく、これまでと同じ結果が待っているでしょう。
しかし、これまでと違う結果が欲しいなら、つまりこれまでと違う〇〇を得たいなら、これまでとは違う行動を取るしかありません。
新たな選択をすることで、新たな結果を手に入れましょう。
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このように、真摯に具体的に取るべき行動を伝え、セールスを締めくくりましょう。
まとめ|セールスにも興味づけにも活用しよう!
ここまで、
- PASTORフォーミュラの概要
- それぞれのパートで伝えるべき内容
についてお伝えしてきました。
PASTORフォーミュラとは、人の心を動かし行動を促すために効果的なコピーライティングの技法です。
PASTOR(羊飼い)が羊を大切に想いケアするように、ターゲットとなる顧客のことを本気で想い導くことが重要だとされています。
具体的には、
- P:ターゲット・悩み・痛み
- A:痛みと憧れの強調
- S:解決策・ストーリー
- T:画期的な変化・変化の証拠
- O:オファーの内容
- R:行動の後押し
をこの順番で伝えていきます。
商品・サービスの売り込みだけでなく、YouTube動画の冒頭部分の興味づけにも活用できる代物です。
実際にトップビジネス系YouTuberのおさるさんの動画の冒頭は、この型で始まることが多いです。気になる方は、こちらから動画分析記事をご覧ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました^^